ぜんぶにわか

絵を描くタイプのオタク目線で世間を見るハイテンションネガティブ まだ人生1周目なのでお手柔らかにお願いします

【C100】知名度がほぼないぼっちサークルがコミケでちょっとだけ本を売る戦略(弱)と反省文

こんにちは 枯井戸(@allniwaka)です

 

コミケ100、終了いたしました~!

 

新刊も無事刷れてました

ちゃんと!裏表紙も!あります!!!()

 

在庫いっぱいあるので是非!!!!

booth.pm

いっぱいあるぞ!!

 

 

コミケって売れないのか…?

さて…今ネットでちょっと話題になっているコミケで1冊も売れなかった方の話があります

note.com

コミケではないですが私も一度経験しているのでめちゃくちゃ分かるゥ…と思いながら読みました

 

正直今回のコミケって私たちのような極細サークルにとってだいぶ相性が悪かったように思います

特に知名度がないサークルは売れなくてもしょうがないイベントだった…と思う

 

ということで今回のイベントで感じた事、

あとはついでに次回売れるためにちょっとだけ頑張りたい戦略的な話です

 

色々語ってはいますがすべて体感なのであくまで感想ということで…

 

自サークル紹介

とりあえずうちのサークルがどういう状態なのか一応記載しておきます

興味なかったら飛ばしてください

 

  • ぼっち
  • 界隈に友達も知り合いもほぼいない
  • 交流も一切していない
  • Twitterのフォロワー220ぐらい
  • pixivのフォロワー340ぐらい(7年以上やってる)
  • ジャンル、CPが固定じゃない
  • オンリーワンサークルなことが多い

 

…こんなもんでしょうか

要するに誰も知り合いのいないイベントに一人で突っ込んで本売ってる人です

 

ただnote筆者と大きく違うのが私は「大手ジャンルのオンリーワンサークル」であるということ

今回の記事はコミケで本を売るための事も描いてみましたがこの方のパターンだとあまり打開策にはならないなと思いました すまない…

売上的にはどうだったの

大前提として私はただ本作って売るというあのイベントの空気が吸いたくてコミケに出ている

なのでそもそも本の数はめちゃくちゃ少数(片手で掴めるぐらい)しか刷っていないし

例え全部売れたとしてもイベント費用で赤字である

 

で売れたか売れないかで言ったら売れた

が、コロナ前の半分ほどの数になりました

 

前回(C97)初めてイラスト本を作って完売したので今回は倍ぐらいの数を作成してみました(自分の…限界が知りたくなっちまったの…)

余る予定ではあったんですがほぼ残りましたね!!!!

 

それでも購入してくれた方がいて本当に救われました…

ありがとうございました

誰が購入したのか

ボッチなので知り合いは誰も来ておらず相手のアカウントなども一切分からないため完全な憶測です ボッチなので…

 

事前にサーチされていたらしくスッと来てスッっと買っていったプロが3分の1、

ジャンル自体は知ってる様子だった方が半分、(上含む)

あとは通りすがりに足を止めて見本を見てくれた人が3分の1(その後ほぼ購入)、

悩みながらも見本を見ずに購入してくれた方が3分の1(ジャンルが分かってない様子)

という感じでした

なので3分の2が現場でたまたま発見してくれた方なのかなという印象

海外の方からの購入もありました

今のコミケは素人に厳しいのでは…

コミケには意外と私のようなボッチ突撃サークルも少なくないと思う

その点ではnoteの筆者もほぼ仲間だと思ってる

 

そんな知名度もなく友達もいない我々の本を誰が買うかというと「目当てのジャンルでついでに通りすがった人」もしくは「目的を果たしてフラフラしてる人」だ

要するに「通りがかりの知らん人」

事前に購入者を確保できないならこの層を捕まえなければ売り上げが0冊ということになってしまう

参加人数が少ない

まずはそもそもの参加者が少ないのはやはり大打撃なのでしょう…

チケット制になったことで参加人数が絞られているのに加えて開催時間も短い

感染を懸念して目的だけさっさと回って帰宅した人もいたはず

そうなれば目ぼしい所は事前にチェックしてそこだけ回る

知名度がないサークルは当然だがそれには当たらない

 

つまり今回は「目的のサークル」になれなかった人はほとんどが売れなかったんじゃないかと思う

コミケに限らずイベントでは一冊も売れなかった人というのがほぼ必ずいる

その数の比率は分からないが状況的に今回は多かったんじゃないかと思う

感染症対策で道がめちゃくちゃ広い

今までのコミケはとにかくどこもかしこも狭いみたいなイメージだった

サークルのスペースに余裕があるのは非常に快適だったが購入者が通る道も広くなったことで通りすがりに目に留まる、みたいな機会がだいぶ少なくなった気がする

 

今までであれば(道が狭いので必然的に)机の上を覗き込みながら通っていたものが皆気を使ってかちょっと離れた所を歩いていくのだ

特に私の配置は目の前が大通り(?)でスペースの目の前を通る人がかなり少なかった

上でも述べたように知名度が0のサークルのメイン客は「たまたま目に入ってつい買っちゃった」の人である

あの道の狭さは獲物を得るため我々に必要なトラップだったのだ

 

更に島と島も結構離れているので孤島に配置されると「このジャンルはここまでなんだな~」とジャンルの人が来てもくれない

配置にもよるとは思うが個人的に通路の広さはだいぶマイナスだった印象

(でも回る分には広くて助かるんだよなぁ…)

冊子がない

コミケといえば入場券代わりに冊子という物があった

分厚すぎるあの冊子には大小すべてのサークルのサークルカットが記載され、入場前の待ち時間にチェックしたのだ

そのお陰でTwitterなどの事前告知が弱いサークルも救われていた、と思う

参加者ほぼ全員に配られていた冊子に比べてwebカタログがどのぐらい利用されているのか…

売れるのに必要な事

告知は出せ

事前に告知を打つ理由は上で言うところの「目的のサークルになる」ため

前日までに見付けてもらえるように告知は出す

 

正直ツイッターは事前にフォロワーを確保していなければあまり意味がないと思う

が、しかし出せるものはとりあえず全部出しとけ

もしかしたら餓えた武士がTwitter検索するかもしれない

あとpixivも必ず出せ

そしてタグをつけろ

元ネタの名前とかC100とかお品書きとかそんな感じ

 

あと忘れちゃいけないのがwebカタログの情報

あそこにもお品書きなどの情報を置くことが出来る

webカタログだけを頼りに当日回る人もいるのでしっかり告知しておかないといけない

 

…いうて私は前日に明日ヨロ🥳的なツイートしただけだった ちゃんとやれ

webカタログももう少し動かせばよかった

設営の研究

設営で大事なのは当然だが人の目に入る事

通りすがりの人を捕まえるためにはなるべく歩く目線の位置に情報が入った方がいい

机の上に本を置いただけではスペースの目の前まで来て机の上を覗き込まないと絵を確認できない

つまりポスターを立てる、もしくは何かしら縦型の設営をするのがいい

 

あとは机の上の布はマスト(とりあえずなんでもいい)

値札は手書きではなく印刷etc…

 

他にもやりようはあると思うのでこれは何度もイベントに出て研究していくのが良いと思います

Twitterで設営完了で検索すると参考になるかも

表紙をどうにか見繕う

どんなに告知や設営で頑張って人を留めても結局一番大事なのは本である

その中でも表紙は本当に大事

中身がどんなに素晴らしくて時間をかけても表紙が良くなければ手にも取ってもらえない

特に字描きさんの小説本など自分では絵を描かない、デザインが苦手という人は誰かに依頼することも視野に入れていいかもしれない

売る気があるなら見た目はとにかく見繕わなければならない

 

私の場合はすべて自分で描いているので表紙は一番時間があり気力もある一番最初に描くようにしている

…あと姑息なので表紙と裏表紙を違う絵にして裏返して置くことで卓上が賑わうようにしてる

(卓上の絵のサンプルが増える 意味があるかは分からん…)

 

次の本は表紙にこだわって目に止まる戦略を立ててみてはいかがでしょうか

界隈に仲間を作る

過去に一番本が売れた時は界隈で知り合いが何人もいるオンリーイベントだった

本をたくさん売るのに実は一番手っ取り早いのがこれだと思う

慈悲のパワーである

 

…とはいえ簡単に言うなって話ではある

交流がないからボッチだと言っている

そうだよな ごめんな(憐み)

「●●といえばこの人」になる

もうこの辺は普通にマーケティングの話になるが「専門の人」になると人は集まってくる

例えば●●ちゃんの人とかやたら縞パンツ描いてる人とか

 

イベントに行くと分かるのだが「●●ちゃんの本はなんであろうと全部買う人」というのが結構存在している

好きで描いているのであればそれが好きな人は絶対に自分以外にもいるはずなので極めていけば趣味の合う人が集まってくるはずなのだ

根気はいるだろうが同じものが好きな誰かと自分の好きを詰めた本を語りあえる日が来る

これが一番正しい同人の形だと思う

 

新刊は何冊刷ればいいんだ

売れにくいのは分かったが何冊刷ればいいんだ!という話に関して

 

今回コミケが初めての人と一緒にスペースにいたのだが

「えっ!本これだけなの!?コミケってダンボール一杯に本作って売るんじゃないの??!」

と言われた

イベントが初めてだと恐らくそういうイメージの人が多分多いんだろうなと思う

 

ちげえからな??????

 

Twitterやpixivのフォロワーがものすごくいるのであれば最初のイベントからそれでもいいだろうが一般の、フォロワー数百人の人は10冊から初めても多いぐらいだと思った方がいい

間違えてもフォロワー10人で600冊とか刷るなよ

忠告したからな!!!!!!

結論・売れなかったからって気を落とすな

あのnoteをみて売れないんだ…じゃあ自分も出しても無駄だな。

なんて声や自分も0冊だったムリ。なんて話を見かけたので記事にしてみました

 

ゴチャゴチャと長く書いてしまったけど結局何かって

これらのマイナス要素があったから売れなくてもしょうがねえって事が言いたかった

人少なかったし!!コロナだし!!!

しょうがねえからまた次回新刊持ってイベント行こうぜ

 

noteの筆者さんのように心折らずにいてくれるといいな

 

サークル経験もまだまだ未熟な弱小サークルが色々かいちゃってすみません

私もがんばります

冬コミも申し込みました

…えっ?締め切りまで3ヶ月??

 

 

 

お願い!死なないで新刊!!

次回、以下略

 

それでは~~~!

 

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